IZ*ONEが事実上解散した
IZ*ONEが事実上解散した。
3月13日、14日に行われたコンサートは4月末解散予定のグループが解散を発表し、そこで解散するには早すぎる。
それでも解散したらしい。
まだ映像コンテンツは配信されているけど、メンバーははっきりと「2021年3月14日まで」と言っていた。
ラストコンサートの通知がないままオンラインコンサートで解散。運営のあまりの杜撰さに口を開けるしかなく、言葉は悪くともクソだ、としか言いようがない。クソだ。
メンバーの言葉で察してね✨じゃないんですわ、メンバーに言わせずにあなたたちがちゃんと報告するべきでしょうが!!!!!!!!!
と思ども、おそらく解散してしまったIZ*ONEのメンバーたちがオンラインコンサートで泣きながらしたコメントは困惑したまま聴いたせいでイマイチ実感が湧かず、なんだか訳がわからないうちに終わってしまった。
そして夜。
どうもよくわからない気持ちの方が大きくてTwitterで「IZ*ONE」「アイズワン」など検索ワードを変えつつ情報収集に勤しんでいたところそれはきた。
Twitterの広告にIZ *ONEの姿がいたのだ。
たった今、解散したばかりの、アイズワンの、広告が。今なら無料、dtv
それを見た瞬間なんだかわからないけどめちゃくちゃに泣いてしまった。
なんだかわからないけど全てが嫌になった。アイズワンを見ることさえ嫌になってSimejiで設定していたアイズワンの画像で作ったキーパットを標準に戻した。
インスタの検索に流れてくる違法アップロードの数々も、Twitterのトレンドに上がったアイズワン関連のワードも、全て、何もかも見るのが嫌になった。
そして泣いた。
いつぶりかと思うほどにめちゃくちゃに声を上げて泣いた。
アイズワンは私がKPOPのオタクになるきっかけをくれたアイドルで、日々心からメンバーが幸せになることを願っていた。今まで推し、と称していた人々よりももっと深く、好きだった。本当に好きだった。その人を推している自分が好き、だった私が本当に推したアイドルグループ、そして推し、キムチェウォンだった。
その今の充実したけーぽペン生活をくれたアイズワンが、アイズワンとしてのキムチェウォンが、いなくなってしまった。それを痛い程感じて、今までアイズワンが占めていた心の大部分がポッカリと開いてしまったような、そんな感じだった。
かなしかった。そして今もかなしい。
一言で言えば失恋したみたいな気持ちだった。失恋したことないけど。もうどうなってしまってもいいほど投げやりで、やる気の起きない気持ちは初めてで、そしてたまになんだか泣きたくなって、アイズワンという存在がこれほどまでに自分にとって大きく、そしてアイズワンという存在を深く愛していたのだ、と気づいた。どうしても自分が好きでしかなかった自分がこれほどまでに他人を愛せるのだ、と今になって初めて気づいた。そんな愛と元気と、いつも笑顔をくれたアイズワンが好きだ。解散しても、今も好きだ。
検索していると「アイズワンが解散しても12人の心は一つだから〜」みたいなコメントを見かけた。そうではないのだ。
アイズワンのメンバーの心が一つで、仲が良くて、最高のパフォーマンスができる12人がグループを離れて、物理的な距離を持たなければいけないこの現状がかなしいのだ。12人の心がつながっていることなんてウィズワンが一番知っている。
そんな自分を深夜慰めてくれたのもまたKPOPと推しだった。こんな気持ちで楽しめるかは不安だが、KPOP以外に好きなお芝居の観劇も明日控えている。
推しに泣き、推しに生かされている。
推しが私を生かしているのだ。
推しのために生きよう、そういうことは簡単で口癖のようになっている言葉ではあるけど、見に染みて今日はこの言葉が出てくる。
アイズワン、私が応援したのは2年半のうちのたったの一年くらいで。出会うのが遅くなったことが悔やまれるとともに活動している間に出会って本当によかったという気持ちもあって。
アイズワンの最高傑作と言われているFiestaとpanoramaのカムバックに立ち会うことができて本当によかった。
二年間お疲れ様。そしてありがとう。
最後はできればご機嫌サヨナラしたかった。
理想のサヨナラなんてできないってわかってはいるけど、アイズワンのメンバーと笑って、できれば直接、お別れを言いたかった。
それでも不安でどうなるかわからない中、最後まで駆け抜けてきたアイズワンのメンバーには心から感謝をいいたい。
ありがとう、IZ*ONE。さようなら、僕の太陽。